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海外で数ヶ月暮らす家を探す方法【中長期滞在・ワーケーション】

2021年5月3日

見知らぬ土地で暮らすとき、快適な生活をおくるために重要なのが「家」と「その周辺環境」だと思っています。

はじめていく土地勘のない都市で家を探すのは大変ですよね。

今回は何十カ国と旅暮らしするうちに辿りついた私がやっている家探しの手順をご紹介します。

1.Googleマップで土地勘を把握する

行く都市を決めたら、まずGoogleマップで土地勘を把握します。

Googleマップは配色のルールが決まっているので、なんとなくどこにどんなエリアがあるのかわかります。

緑が公園、赤が医療関係、黄色に塗られた部分はお店が集まっていて、いわゆる商店街や観光地。その周りのグレーゾーンが住宅地です。

人が集まる場所がわかったら、上図のように自分のライフスタイルにあわせてマーカーをつけます。

私が重視しているのは近所に居心地のいいカフェか、焙煎所があること

普段から行ってみたい美術館や観光地にはマーカーをつけているので、検索リストででてきた気になったカフェに印をつけます。

星4以上の高評価で絞ると手っ取り早いです。たくさんやりすぎると疲れるのでほどほどに。

美術館や博物館は近くに家を借りるためというよりも、アクセスが良さそうなところに家を借りる目星です。

その他のおすすめの検索ワードをご紹介します↓↓

おすすめの検索ワード

☑︎スーパーマーケット(Supermaeket、market)

スーパーマーケットの評価は治安と直結します。

日本でいう成城石井のような高級スーパーは総じて評価が高い傾向にあり、高級住宅街や治安の良いエリアを知る目安になります。(その分家賃が高いことも多いですが…)

また、自炊をする人であれば近所に品揃えのよいスーパーがあったほうが嬉しいですよね。すこし郊外にいけば大抵地元の人向けの大型スーパーやモールが位置しています。

私の場合はその他に、Bakery(パン屋)Roastery(焙煎所)を高評価で絞って検索しています。

☑︎観光スポット

Googleマップには、あらかじめ観光地を一括でみることができる機能が備わっています。

検索欄の下から「もっとみる」を選択し、おすすめから「観光スポット」「ナイトライフ」を選ぶと、どの辺りが観光客に人気なのか、深夜まで賑わっているかが一目瞭然。

さらに「ホテル」を選ぶとアクセスの良い、都市の中心地を判別するのに使えます。

マリオットとかリッツカールトンとかマンダリンオリエンタルとか。聞いたことのあるようなホテル名が並べばそこが高級or観光の中心エリアです。

夜まで遊びたいかそうでないかで、どの程度アクセスの良い場所に暮らすか選ぶ際の参考になります。

私は大体徒歩(都市によってはバスor電車)で30分〜1時間くらい離れた住宅街を選びます。

☑︎各国の大使館

各国の大使館があるエリアは2つの特性を持っています。

欧米や東南アジアでは治安の良い場所や高級住宅街にあることが多く、一方で中東や情勢が不安定な国ではテロの標的になりうる可能性があるということです。

韓国で家が決まらなかったときは、大使館周辺の住宅エリアを選びました。逆にイスラム圏ではまだまだ情勢が不安定なこともあり、大使館エリアの近くを避けるようにしています。

 

このようにマーカーを付けていくと、大体自分の好みに合いそうなエリアが4〜5個に絞られてきます。

 

2.Airbnb or Booking.com で各場所の値段をみる

その都市の特徴がなんとなくわかったら、エリアごとの家賃の相場を把握します。

使うアプリは主にBooking.com(ホテル/民泊)とAirbnb(民泊)の2つ。最近は民泊や商売の垣根がなくなってきて両方に掲載しているケースが増えてきました。

この2つを使っている理由は「キッチン」「洗濯機・乾燥機」の有無を絞り込みできるからです。

1週間、2週間、1ヶ月でざっと家賃を調べます。

場所によっては民泊よりホテルの方が安いこともありますし、大抵の都市は月額にすると2〜4割程度安くなります。

例:トルコの場合、週割引は数%とあまりお得でなく、月割引が圧倒的にお得(45%割引とか)なことがわかった

続いてホテルにするか、民泊にするか、サービスアパートメントにするかを決めます。

まずその国で使われてるコミュニティ(Mix.Bとか現地の人が使うアプリ)を英語で探して、次にAirbnbや短期滞在型アパートメントを探して、最後にホテルの長期滞在を探すという順序です。

オーナーとのやり取りが面倒な時やきれいな部屋で贅沢したい気分の時は「Searviced apartment + 都市名」などで検索します。

使うツールと検索用語

・民泊:Airbnb、Mixb、都市名+ rent room で検索するとその国で使われてるサービスがでてくる

・短期レンタルアパート:都市名+weekly、monthly 、Short-Term Room Rental等

・その他:Booking.com、Agoda、Hotels.com(これ以外は同じ会社なので検索しない)

 

3.都市名+治安で検索する

相場がわかった時点で、良いと思っても住めないエリア(高すぎる)が候補地から省かれます。

残ったところから治安に心配がないかを念のため調べます。

「都市名 治安 在住者」「都市名 治安 悪い 地域」で検索すると、現地在住者や詳しい人が記事を書いてくれています。

よほどの田舎や僻地でない限り、情報が見つからなかったことがありません。最近ではツイッターでも何かしらでてきます。

海外ではどの国どの都市でも安全ではないという意識を持つことが前提なのは言うまでもありません。

関連記事:女子ひとり旅で気をつけることって?海外で犯罪から身を守るための5つのポイント

4.予算、滞在したい場所を決める

ここまでの情報でエリアと予算が決まったら、あてはまる家の候補を2〜3個探します。

この時のポイントは、条件をクリアしているものだけをさっさとピックアップしていくこと。

だらだら検索サイトをみているといつまで経っても決まりません。

そのためしっかり予算を決めて、どの程度の部屋に住みたいかをしっかり思い描くことが大切。

人と話したいならゲストハウスやシェアルーム、人と話したくないなら一室貸切。

トイレやバスタブ、キッチンの清潔度を写真をみながら想像しましょう。写真はその部屋がいちばん綺麗な状態で撮られています。

ハンガー・ドライヤーの有無にチェックを入れると部屋を提供する側が長期滞在者の目線に立っているかを知ることができるので、提示される物件数が多いときに便利です。

エリア相場の平均ギリギリではなく、1〜2万円程度予算を上乗せしておくとキレイな部屋に当たったり、イメージ通りの部屋であることが多いです。

【東京、ロンドン、ベルリン規模の都市の相場】
・ドミトリー 1,500~3,000円/日(最安)
・シェアハウス 2,000~4,000円/日(バス・トイレ共同)
・1週間以上の民泊  3,000~7,000/日(Airbnbなど)
・短期レンタルアパート  4,000~8,000円/日
・ホテル    6,000~9,000円/日
※あくまで目安です

パリやニューヨークはもっと高くて、都市でも暮らす場所によって値段は変わります。

・大使館付近→治安はいいけど高め

・学生・移民が多い地域→安いけれど騒音や治安に不安もある

部屋を選ぶときのチェックポイント

写真・レビューはもちろんみると思います。その他にやることは2つ。

・近隣のストリートビューを歩いてみる (ゴミ箱が散らかっていないか、写っている人の服装など)

・検索エンジンで関連ワードを検索してみる(ホテル名、アパート名)

できれば英語 or 現地語で検索すると、リアルな画像やブログ記事が見つかることがあります。

 

そしていちばん大切なのは、自分が写真の場所に居るイメージができるかどうか。気にいった部屋がみつかったら日付を決めて申し込みします。

海外で放浪生活をする人は、ツイッターやインスタで流れてくる情報をブックマークしておくと便利です。

私は間取りやインテリアをみるのが好きなので、あらかじめ良いなと思った部屋を都市ごとにお気に入り登録しています。

初心者におすすめの部屋の決め方!

いきなりネット上だけで数週間も滞在する部屋を借りるのは不安という人は、最初の2〜3泊だけゲストハウスやホテルに泊まって下見をしましょう。

私も日程に余裕のあるときや、全体的に小汚そうな街(失礼)のときは実際にいってから滞在場所を決めます。

ココいいなと思う地域を見つけたら移動して、1週間単位で部屋を借りるのがおすすめ。

次第に当たり外れを見分ける勘が身についてくるので、滞在期間を伸ばすともっと割安になっていきます。

こんなトラブルに注意!!

1.部屋があまりにも写真と違う

Airbnbでありがちです。一目みてムリだと思ったら泊まる前に写真を撮って、家主とカスタマーサポートに連絡しましょう。

我慢しないこと、一泊でも止まらないことが重要です。お金よりメンタルを優先した方が滞在は楽しくなります。

2.部屋に入ったらすること

部屋に入ったら荷物を広げる前に、部屋の中を一通り確認してください。洗濯機の電源が入るか、お湯がでるか、生活に困ることがないかを早めにチェックしておきましょう。

あとがき

今回は土地勘もない、知り合いもいない場所で家を探すことを前提にご紹介しましたが、目的があるなら以下のようなサービス・施設も活用できます。

・語学留学ならホームステイや学生寮(Academic Housing)

・仕事をしたいならコリビング (https://coliving.com/)

・クリエイターならアーティストインレジデンス(要審査・要実績)

・田舎で働きたいならファームステイ(Workaway)

・貸せる家があるならホームエクスチェンジ(Home Exchange)

海外で家を借りて暮らす方法はじつは色々あります。

 

各都市での家探し・家賃の実体験については他記事でも詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

ロンドンで1ヶ月暮らしてみました【家探し編】
▶︎パリで1ヶ月暮らしてみました【アパルトマンを借りる方法とおすすめのエリア】
ベルリンで1ヶ月暮らしてみました【家探し編】
▶︎韓国・ソウルで1ヶ月暮らしてみました【家探し編】
香港で1ヶ月暮らしてみました【家探し編】

 

各都市での家計簿も公開中!

1ヶ月いくら?ロンドンで暮らすのにかかった費用を全部公開します【デジタルノマド・家計簿】
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