乗り物酔いやエコノミー症候群など飛行機での体調不良といえばいろいろありますが、意外と対策できないのが喉や肌の乾燥です。
飛行機の中は砂漠のように乾燥しています。
思わず喉がカラッカラになって目を覚ましたり、肌が痛いほどの経験した人も多いのではないでしょうか。
今回はコロナ後の久しぶりの旅行ですっかり”乾燥対策”を忘れていた筆者が、そのとき機内にあるもので対策して効果的だった方法をご紹介します。
長時間フライトで実践、効果のあった乾燥対策!
1.まずは水をこまめに飲む
「喉が乾いたな」と感じた時点で軽度の脱水症状がはじまっていると言われています。
なるべく頻繁に水分補給することが一番簡単で喉に効果がある方法です。
私は体調不良対策の一環で、手荷物検査を通ってからペットボトルを2本購入していました。
そのためCAさんに水を頼まなくても、30分に一回くらいのペースで水をゴクゴクと補給することができました。
もちろん機内で水や飲み物をもらうことは躊躇する必要ありません。喉が乾いたら遠慮なく頼みましょう。
2.顔を洗ってマスクする
トイレにいって顔を洗うのは乾燥対策に一見良いように思えますが、湿度20%以下の機内ではトイレをでたそばからすぐに乾燥してしまいます。
そのため顔を洗ったらすぐにマスクを。できればその前にオイルやクリームを塗って肌の水分が飛ばないようにしましょう。
洗顔後はそのまま放置することで、肌がより乾燥しやすくなります。そのためクリームやオイルで蓋をすることが大切です。
最近は機内のアメニティでリップバームや保湿クリームを配ってくれる航空会社もありますので、ぜひ試してみてください。
手持ちのものを使って可能な限り保湿してから、マスクで少しでも乾燥を防ぎます。1時間くらいはさっぱりして、乾燥がすこしマシになります。
できればこんな感じの『保湿マスク』を事前に準備するのがおすすめ。いつもは持参するのですが今回は久しぶりの飛行機すぎて忘れてました。
3.タオルを濡らす
今回、即興で対策して最もおすすめしたいのがこの方法です。
手持ちのタオルを濡らして、テーブルに挟んでかけておくだけ。冷たさが気にならない人は首回りから口を覆うようにかけてみてください。
私は速乾性のトラベルタオルを持っていたので、口を隠すように首周りに置いたらひんやり気持ちよく、喉の痛みも軽減されました。どんなタオルでも良いです。
濡らしたタオルを置いておくだけで、自分の周りの湿度を手軽に上げられます。タオルは3〜4時間もすれば乾いてしまうので、機内がどれだけ乾燥しているかがわかりますね。
事前に準備しておきたいもの
①スキンケア系商品
もし事前に準備できるなら、乾燥対策はぐっと楽になります。
上記で紹介したような保湿マスクに加えて、ミスト化粧水、シートパックなどを持っていきましょう。
シートマスクは、周りの目が気にならない旅人上級者におすすめです。
特に夜間の飛行で寝るだけという時に、肌の手入れもできて乾燥も防げて一石二鳥。周りに配慮して香りなど控えめなものを選びましょう。
この時もやはりマスクをした後はオイルやクリームで蓋をしましょう。
②飴やガム
飴やガムは唾液を分泌させて口腔乾燥症(ドライマウス)を防ぐのに効果的です。
塩レモンやクエン酸が入った干し梅は気分が悪いときにも役立ちます。
実際に筆者もいつも持ち歩いていて、今回飛行機内で喉が乾燥したときに役立ちました。
飛行機に乗るといつも具合がわるくなってしまう…という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。