チェンマイ

ソンテウの乗り方とルートは?チェンマイ市内の移動手段と値段の相場まとめ

2020年8月15日

地下鉄のないチェンマイ市内。

はじめて訪れる人はどうやって移動すればいいのか不安になります。

今回はチェンマイ市内を安く楽に移動する方法をまとめてみました。

チェンマイを訪れる予定のある人は参考にしてみてください。

チェンマイの移動手段5つ

現地の人は基本的にバイクと車を使用します。

一年中熱い土地柄もあって道を歩いている人はほとんどいません。

そんなチェンマイでの移動方法は主に5つです。

①ソンテウ(レッドタクシー)

手を伸ばして停めるいわゆる相乗りタクシー。

地元民や学生も利用するもっともポピュラーな移動手段です。

歩いて20〜30分の距離なら20〜30バーツ。ちょっと離れると50バーツくらい。

最近は観光客一人当たり30バーツと相場が決まっています。(地元民は20バーツ)

ソンテウを使いこなすことが、チェンマイ生活を楽にする最大の秘訣だと思います。

②グラッブ

いわゆる「Uber」のようなタイ版の配車サービス。アプリをダウンロードすればすぐ使えます。

はじめに値段が表示されるのでぼったくりがありませんし、カード決済ができるので現金のやり取りも必要ありません。

荷物が多いときや、空港からホテルに向かうときなど、目的地がはっきりしている時におすすめです。

Grab Bikeというオートバイに二人乗りできるタイプもあるので近距離の移動も便利。

車やオートバイの運転免許を持っていない人におすすめの移動手段です。

③シティバス

一回20バーツ(およそ70円)で乗れる市内バス。

慣れるまでは遭遇率が低めですが、目的地までの路線を調べられる公式アプリがあります。

(上記の4つはチェンマイで入れておくと便利!)

④トゥクトゥク

観光客を対象にした個人のオープンタクシー。

ソンテウと違って狭い道やお店の前まで行ってくれるので便利ですが値段は高めです。

およそ100バーツから交渉がはじまって、平均で50〜70バーツまで下げてくれます。

50バーツ以下になるとソンテウを勧められます(笑)

⑤レンタルバイク

1日250〜300バーツ(約1,000円)で借りられます。

小回りが効いていちばん便利ですが、運転には国際免許証が必要です。

無免許・ノーヘルは捕まりますのでやめておきましょう。

チェンマイでおすすめの移動方法

はじめてチェンマイを訪れる人には、ソンテウとGrabを使いこなすことをおすすめします。

ソンテウの種類は全部で7種類(赤、黄色、オレンジ、茶色、緑、青、白)。

よく使うのはこの2つです。

  • 赤:短距離の移動、チェンマイ市内を自由に走っているタイプ
  • 黄色:中心から郊外に向かって複数路線があるタイプ

赤は旧市街周辺に多く、方向があえば結構な郊外まで乗せてくれます。

一人当たり30バーツ(およそ110円)と書かれているので、ぼったくりも心配しなくて大丈夫。

地元の人はもっと安く乗れますがそこは観光客価格です。

ソンテウの乗り方

人が乗っていないor少ないソンテウを見かけたら手を水平に挙げて停めます。

前の窓から運転手さんに行き先を告げます。

乗るときは「ターペー門」とか「ワロロット市場」とかわかりやすい場所をタイ語で。

できればタイ語のGoogle MAPを見せましょう。

レストランやホテルの名前を言われても、運転手さん達わかりません。

行き先を見せたら、「タオライ?(いくら?)」と聞きます。

大抵想像しているより安いですが、決してこちらから値段を言ってはいけません。

歩いて2時間の距離でも50バーツくらいで行けるので、Grabよりも格安です。(Grabだと100〜150バーツくらい)

7種類のソンテウの行き先

参考までに、7種類のソンテウが乗れる場所と向かう方向をMAPにしてみました。

ソンテウの地図(?)というものは見つからなくて、現地の人に聞いた情報を元に作成しています。

車の場所はよく停まっているエリア。矢印の色は大まかな向かう方角を表しています。

上記の地図の範囲(チェンマイ市内)であれば、ほとんど赤色のタクシーで行けます。

赤以外のカラーは隣の町や市にいくレベルの長距離タクシーなので、使うのは郊外の観光地に行く時ぐらいでしょうか。

発着場所も大体決まっていて、人がいっぱい((4〜5人くらい))にならないと発車しません。

例えば…

  • 黄色のタクシーで、クンターン国立公園へ
  • 白色のタクシーで、MAIIAM現代美術館へ

といった具合です。

ただ帰りに迎えに来てくれるわけではないので、そういう時はGrabを使った方が安心です。

MAIIAM現代美術館に行った時は、帰りに受付のスタッフさんが白色のソンテウを呼んでてくれましたが、たまたまだと思います。

追記:チェンマイ在住の方がソンテウのルートを詳細に紹介されてました!(→全7種類の運行ルートと乗り場

荷物が多いときはGrabを利用しよう

空港からホテルへ。目当てのカフェやレストランへ。

明確な行き先がある時や、荷物が多い時などはGrabが便利です。

発着位置を指定できて、決済も全てアプリ上で完結できるので運転手とやり取りする必要はありません。

待ち合わせの際にアプリ上のチャットで詳細を聞かれることもたまにありますが、なんと自動翻訳機能が付いています!

人が多い場所であれば、着ている服の色を言ったり。

大抵は目の前で停まった車orバイクにアプリ画面を見せて確認するだけです。

 

日本と違って走っている台数が多いので、驚くほど早く手配できます。

20分後に到着と書かれていて5分後にきたり。出かける準備ができてから呼ぶ方がいいですね。(待たせると超過料金を取られることがあるので)

Grabは普通車(一般の人が運転する車)、タクシー、バイクと種類を選ぶことができます。

普通車の運転手さんの多くは、翻訳アプリを駆使しています。おしゃべりな運転手さんが一定数いるのは、日本のタクシーと一緒ですね。

バイクも何度か利用しましたが、こっちの方が必要最低限のやり取りで、さっと送り届けてくれる印象です。

バイクに乗る時は大きな荷物NG。またサングラスや帽子を被っていると飛ばされるほどスピードが早いので気をつけてくださいね。女子はズボンで!

おわりに

それぞれのサービスを使うとき、はじめはボッタクリを警戒していましたが心配する必要はありませんでした。

チャンマイの人はみなさんとても親切で、相場より高いんだろうなと感じたのは”トゥクトゥク”のみです。

あとふっかけられても日本のタクシーの初乗りより安いという現状があります。30バーツで110円、100バーツでも360円ですから。

チェンマイはローカルな地域に行けば行くほど、歩いている人がほとんどいません。歩道も整備されておらず、あまり歩くと足を負傷します(笑)

いちばん最初は緊張するかもしれませんが、ソンテウもGrabも慣れればすごく便利な移動手段なので、ぜひ1日目からフル活用してみてください。

 

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