パリ

ルーブル美術館をゲーム感覚で満喫!初心者には3DSの案内ガイドがすごく便利でした

2018年10月21日

はじめて訪れる人に、是非ともおすすめしたいのがルーブルのオーディオガイドです。

通常ですと、別途レンタル料金がかかるのでわざわざ借りないという人も多いのではないでしょうか。

しかし、ルーブル美術館はぜひ借りてほしい!

むしろ館内に足を向ける前に見ておかないと後悔するレベルで素晴らしいのです。

今回はオーディオガイドを活用して、ルーブル美術館を2倍も3倍も楽しむ方法をご紹介します。

ルーブル美術館のオーディオガイドは3DSゲームになっている!

いまや様々な趣向をこらしたオーディオガイドがありますが、ルーブル美術館はその代表ではないでしょうか。

なんとオーディオガイド自体が3DSでゲームソフトになっているんです。看板にも任天堂の文字がしっかり入っていました。

現在位置にあわせてマップが動き、鑑賞作品までの道のりが表示されます。

有名作品だけを巡るコースを選択したり、学芸員の説明を立体映像付きで見学できたり。

これさえあれば、人間のガイドさんがいなくても十分にルーブルを満喫できる仕様になっています。

ルーブル美術館に行く前に知っておきたいこと

さて、まずは開館時間と料金について簡単にご紹介しておきます。

開館時間は9時〜18時で、火曜日が休館です。

水曜日と金曜日は9時〜21時45分まで夜間営業していますので、朝から夜まで一日中楽しめます。

また第1日曜日は観覧料が無料です、ただしこの日はとても混みます。

チケット料金はオンラインチケットが17ユーロ、美術館で購入すると15ユーロと少し安くなります。

美術館にあるチケット売り場は券売機制で、よほど混んでいなければ行って入れないということはありません。

チケットを持たない人が並ぶ列(まさかの誰もいない↓)

セキュリティチェックを受けてから、

地下のチケットの券売機へ↓

日本語あります↓

オーディオガイドのレンタル料金は5ユーロです。

ルーブル美術館はコの字型に3つの建物があり、朝から晩まで入りびたれば全部の作品を見ることはできます。

休憩できるカフェもいくつかあるので、あとは体力の問題ですね。

リシュリューにあるカフェ「アンジェリーナ」のモンブラン↓

すべての解説を聞きながらだと結構疲れるので、体力のある序盤に観たい作品を絞っておきましょう。

当日チケットを持っていれば何回でも出入りできるので、一旦外に出て、夜にまた訪れると行ったこともできます。

3DSガイドのおもな特徴

3DS内には、700以上の作品と展示室の解説が収録されています。

有名な作品はDS上でも画像付きで紹介してくれますが、全部に解説がついているわけではありません。

一部屋につき、2〜5枚くらいの美術品に解説がついています。それでもかなりの量です。

つまりガイド付きの展示物を中心に回れば有名な作品は観られますが、一日中かかります(笑)

そんなルーヴル美術館で3DSガイドを使うと、こんな風に満喫することができます。

オーディオガイドをフル活用した楽しみ方3選

楽しみ方① 観たい作品に直行する

3DSで観たい作品を選べば、その展示場所まで音声&マップ付きで案内してくれます。

時間がないので、「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」など有名な作品だけを観たり、

最初に有名作品を観てから、館内をゆっくり回りたいという方におすすめです。

楽しみ方② 興味のあるエリアを集中的に回る

3DSを起動すると「コースを回るか」「マップを使って自由に楽しむか」を選択できます。

ルーブル美術館は、絵画や彫刻の年代・国ごとに展示室が分かれていますので、

マップの案内を使えば、自分の興味のあるエリアを訪れることができます。

楽しみ方③ 見学コースで楽しむ

ゲームの中には3つの見学コースが入っています。(2018年時点)

  • ルーヴルの傑作コース(約50分)
  • 古代エジプトコース(約90分)
  • マイナーな見学場所を巡るコース(約40分)

1つの作品の見学を終えると、自動的に次の場所を案内してくれる仕様になっていて、まさしくガイドさんに案内されている気分が味わえます。

後から知ったのですがオリジナルでコースを作成することもできるそうで、推薦される有名作品を選んで見学にかかる「所要時間」まで計算してくれるそうです。すごく便利ですよね。

おわりに

今回ご紹介した3DSオーディオガイドを実際に使っているところは、任天堂公式のYoutubeで観られます。

3DS以外に公式アプリもあるのですが、アプリを使用しながら美術館をうろうろしているとあっという間に充電と通信量がなくなってしまうんですよね。

3DSの場合、電池がなくなっても入り口付近のガイドカウンターに戻れば交換してくれますし、画面も大きくて見やすいのでおすすめです。

ルーブル美術館に訪れる前に知っておきたいポイントをまとめると、

  1. ルーブルには3つの建物がある
  2. 全部の作品にガイド音声はない
  3. 当日チケットを持っていれば何回でも出入りできる
  4. 作品を見始める前にオーディオガイドを活用する

この辺りを頭に入れておくと、何倍もルーブル美術館を楽しめると思います。

ぜひオーディオガイドを活用して、ゲーム感覚でルーヴルを満喫してみてください。

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