暮らし始めて2〜3週間もすると「もう一度行きたい」というお気に入りの場所が見つかりますよね。
今回はロンドンで私が何度も足を運んだ、お気に入りスポットをご紹介します。
目次
1.Covent Garden(コべント・ガーデン)
コヴェントガーデンは、ロンドンの中心部にある屋内ショッピングエリアです。
四角く囲むように立つ古い建物に、有名なコスメブランドやファッション、雑貨店がずらりと入っています。
韓国の友達に教えてもらった注目のコスメブランド・The ordinaryの店舗もココにありました。
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屋内には古着やアーティスト作品が並ぶ「アップルマーケット」が、隣接する広場には布類が充実した「ジュビリーマーケット」があります。
ブランドも古着も一点物も、ロンドンのショッピングポイントを凝縮したような場所なんです。
吹き抜けや広場ではクラシック演奏や路上パフォーマンスが行われていて、そのレベルがすごく高いのに驚きました。
中心の広場を囲むようにカフェやレストランが並んでいて、フードも充実しています。
コヴェントガーデンに行くと、2〜3時間があっという間に過ぎてしまいます。
Venchi Chocolate and Gelato(アイス屋)
コヴェントガーデンにある、何度でも通いたくなるチョコレート&ジェラート屋です。
75%カカオのチョコレートもおいしいですが、ピスタチオやナッツ系も外せません。
おしゃれな店内にはお土産にもぴったりのチョコレート商品が並びます。
たまに行列ができているので、そんな時は周辺のショップを見ながら時間をつぶします。
Battersea Pie Station(パイ屋)
イギリスと言えば臓物の入ったキドニーパイが有名ですが、お店によっては好みが分かれる味ですよね。
ここのキドニーパイは生臭さもなく、サクッサクのパイとこってりした味わいで日本人の私でも美味しく頂けました。
野菜系から甘いものまで7〜10種類くらいのパイが並び、持ち帰りしたい場合は箱にナイフとフォークを入れて丁寧に包んでくれます。
2.St James’s Piccadilly Market (セント・ジェームズ教会)
聖ジェームズ教会は、日本人に有名な紅茶店「フォートナム&メイソン」のすぐ側にある教会です。
曜日変わりでマーケットが開催されており、毎週火曜日は屋台の日。
教会の前庭で開かれているマーケットという印象で、他のマーケットに比べるとこじんまりとしているので観光客もあまりいません。
韓国料理からイタリアン、スペイン、中東など多国籍な屋台が並びます。
お昼になると近所にオフィスがあるサラリーマンが買いにきて、そのまま隣接する公園で食べるという光景が。
どの屋台もこだわりの料理ばかりで、火曜日になると自然と足が向いてしまう場所です。
たまに教会内でクラシックコンサートをやっていることもあります。
飲食物の持ち込みはできないので、気をつけてくださいね。
3.Monmouth Coffee(珈琲店)
たくさんのショップで賑わうセブンダイヤルズにある焙煎コーヒー店。
注文を受けてから一杯一杯入れるので時間はかかりますが、ロンドンで飲んだ中で一番美味しかったコーヒー店です。
店内は狭いので、いつもテイクアウト。
この辺りは古い裏路地の残っており、隠れたアートやおしゃれなお店がたくさんあります。
コーヒー片手にぶらぶらするだけでも楽しいエリアです。
4.Casa Manolo, Strand(飲食店)
スペインの”ハモン”をご存知ですか?
日本のスーパーで売っている普通の生ハムとは違い、ワインバーなどでしか食べられない本場スペインの生ハムです。
以前、スペインを訪れてその美味しさに衝撃を受けました。
そんな生ハムを贅沢なサンドイッチで食べられるスタンドがこちら。店員さんに顔を覚えられるくらい通いました。
注文するとハモンをスライスして、柔らかなフランスパンにどっさり挟んでくれます。
そのままガブリと噛み付いてもいいんですが、店員さんにいうと食べやすく5頭分くらいにカットしてくれるんです(優しい…!)
生ハムが乾燥してしまう前に食べ切りたいので、家まで持ち帰る時間はありません。
近くにあるトラファルガー広場やサマセット・ハウスの階段に座って堪能します。
夏場のサマセットハウスは、水が吹き出して気持ちいい場所です↓
5.Foyles (本屋)
ロンドンに数店舗ある大型書店で、お店に足を踏み入れた瞬間わくわくするよう本屋です。
中でも宮殿劇場(ハリーポッターと呪いの子の舞台が上映されている場所)の近くにあるソーホーのFoylesがおすすめ。
エスカレーターに乗っている間もきれいにディスプレイされたハリーポッター関連書が並んでいました。
さらに上階にはノマドにもおすすめのカフェが。PCを広げている人も多いので、周りの目を気にせず作業することができます。
窓際には一人席もありますし、何と言ってもケーキが絶品なんです↓
6.Waterloo Riverside(散歩道)
ウォータールーにあるテムズ川沿い南の歩道は、ロンドンで一番おすすめしたい“散歩コース”です。
ロンドン橋からウェストミンスター橋にかけておよそ30分。
バラ・マーケット、シェイクスピアズ・グローブ、テート・モダン(美術館)、ロンドン・アイ(観覧車)と、
おいしい・楽しい・美しいの三拍子揃った見所が満喫できます。
歩道は川岸沿いに一直線に整備されていて、夏になるとビアガーデンや路上パフォーマンスで賑わいます。
ビール片手に夕暮れの散歩は最高ですよ。
夕暮れの対岸の美しさ、見上げる観覧車、テムズ川越しにみるビックベンなど、フォトスポットもたくさんあります。
7.The Italian Gardens Cafe
ロンドン最大の公園「ハイド・パーク」と「ケンジントン・ガーデンズ」のちょうど真ん中に位置するカフェです。
大きく開いたテラス席があり、店内からでも美しい「イタリアン・ウォーター・ガーデンズ」を満喫できます。
朝6時から夜9時まで営業しており、私のお気に入りは朝食で訪れること。
緑豊かなガーデンを目の前に、公園内を走る人、犬の散歩をする人、自転車で出勤する人を見ながらコーヒーとパンを頂きます。
カフェらしいメニューが揃っており、フルーツたっぷりのグラノーラがおいしい。
8.ヴィクトリア&アルバート博物館
ロンドンの美術館・博物館は、国の政策として外国人も無料で訪れることができます。
その理由は、アートや文化が国民の福利厚生の向上に繋がるという教育的な考え方と、皆にひとしく平等に公開されるべきだという考えがあるからです。
ミイラで有名な大英博物館も、ゴッホの『ひまわり』があるナショナルギャラリーも無料!
数ある美術館・博物館の中で、私が何度も足を運んだのが「ヴィクトリア&アルバート博物館」です。
その理由は、①展示物の美しさ ②図書館の荘厳さ ③カフェの居心地の良さ です。
ヴィクトリア&アルバート博物館は、世界中の歴史的価値ある工芸品をたくさん扱っています。
宝飾品やステンドグラス、衣装をはじめ、衣食住に興味のある人なら思わず食い入るようにみてしまうような展示ばかり。
白を基調とした広々としたエントランスやカフェスペース、緑豊かな中庭は何時間でもいられます。
さらにこの博物館には、驚くほど荘厳で美しい図書館があり、アート系の書籍が豊富にあります。
なんとこの図書館、実際に利用することができるんです。
いろんな国の図書館を訪れてきましたが、こんなに厳かな場所で実際に利用できる図書館ははじめてでした。
利用するときは透明なバックを用意して、荷物をいれて入ります。(セキュリティ上、ヨーロッパの図書館は透明バックじゃないと入れないところが多い)
館内は無料Wi-Fiもあるので、すごく贅沢なノマド空間を堪能できます。
警備の人がいるので慣れるまでは大変ですが、ロンドンのミュージアムは無料なので何度でも通ってみてください。
9.Primrose Hill プリムローズ・ヒル
ロンドン動物園の北にある小高い丘です。
丘といってもすごく高い訳ではないのですが、ロンドンの夜景が一望できます。
この辺りは高級住宅街なので、広すぎるハイドパークやリージェンツ・パークに比べて、こじんまりとした丘の上で落ち着いた雰囲気が特徴です。
10.セブン・ダイアルズ(Seven Dials)の古着屋
セブンダイヤルズ周辺は沢山の古着屋で賑わいます。
商品の状態も良く、思わず衝動買いたくなるようなレトロなワンピースやシャツが沢山。
変わったデザインの服を見つけるのは、まさに宝探しのような楽しさがあります。
おすすめのお店がありすぎるので、別記事にまとめました。
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おわりに
じつはロンドンには1ヶ月どころか、少し学校に通っていたため3ヶ月近く滞在していました。
ロンドンに行ったときはまた訪れたいと思っています。
ぜひ自分だけのお気に入りを見つけてみてください。